栽培用語
モザイク病
葉に濃淡のまだらや萎縮などを生じる植物ウイルス病の総称で、アブラムシが媒介する場合があります。
Definition
モザイク病とは、植物ウイルスの感染により、葉に緑色の濃淡、黄化、縮れ、萎縮などが現れる病害の総称です。アブラムシが口針を植物へ刺す過程でウイルスを媒介する場合があり、吸汁被害が小さく見えても感染防止を優先する必要があります。
観察のポイント
- 葉色の変化:正常な葉と比べ、濃淡のまだらや鮮明な黄化が広がっていないか確認します。
- 生育の変化:新葉の縮れ、株全体の萎縮、着果や収量への影響を記録します。
- 媒介虫の確認:アブラムシだけでなく、作物やウイルスによってはコナジラミやアザミウマも伝染に関わります。
対応の基本
ウイルス病は症状だけで正確に区別できない場合があります。似た黄化症状には生理障害や別のウイルス病もあるため、家庭菜園では疑わしい株を健全株から離し、媒介虫の移動を防ぎます。発生株へ殺虫剤を散布しても感染そのものを治療することはできないため、虫の侵入防止、早期発見、周辺雑草の管理を組み合わせます。