栽培用語

土づくり

作物の根が伸びやすい通気・排水・保水性と、適切な酸度・養分状態へ土を整える作業。

Definition

土づくりとは、作物の根が伸びられるように、土の通気性、排水性、保水性、酸度、養分状態を整える一連の作業です。資材を多く混ぜること自体が目的ではありません。前作の根や病葉を除き、土の固さと湿り方を観察し、後作の性質に合わせて必要な改良だけを行います。

確認する項目

  • 物理性:水がたまらないか、乾くと固く締まらないかを見ます。
  • 酸度:作物ごとの適正域を確認し、測定せず石灰を足し続けないようにします。
  • 有機物:完熟堆肥などを使い、未熟な材料を植え穴へ直接集中させません。
  • 肥料残り:前作で多肥だった畝では、後作の元肥を減らす判断も必要です。

リレー栽培での使い方

前作の撤収後は畝全体を毎回作り直すのではなく、根や病葉を片付け、表土を軽くほぐし、後作に必要な場所だけ整える方法があります。ただし病害が出た畝、強く踏み固められた畝、排水不良の畝では、省略より原因の是正を優先します。