栽培用語
にんじんの間引き
本葉の枚数と生育状態を見ながら段階的に株数を減らし、根が太るための株間を確保する作業。
定義
にんじんの間引きとは、密に発芽した苗のうち生育のよい株を残し、根が太るための間隔を段階的に確保する作業です。一度で最終株間まで広げるのではなく、発芽のそろい方と本葉の枚数を見ながら複数回に分けます。
判断するポイント
- 本葉の枚数 — 暦日だけに頼らず、本葉が増えた段階を作業の目安にします。
- 苗の姿 — 葉色がよく、極端に徒長していない株を残します。
- 根への影響 — 残す株を動かさないよう、密集部では不要株を地際で切る方法もあります。
- 品種の最終サイズ — ミニ系と一般的な短根種では必要な最終株間が異なります。
間引き後の管理
間引いた直後は株元が不安定になりやすいため、軽く土を寄せて苗を支えます。追肥する場合は使用する肥料の表示量に従い、根や株元へ濃い肥料が直接触れないようにします。作業日、本葉の枚数、残した株間を記録すると、根の肥大との関係を後から比較できます。