栽培用語

作物の倒伏

強風、豪雨、軟弱な茎、根元の緩みなどによって作物が傾いたり倒れたりする生育障害。

定義

作物の倒伏とは、強風や豪雨、茎の軟弱化、根元の緩み、支柱の不安定化などによって、株が傾いたり地面へ倒れたりする状態です。つる性野菜の立体栽培では、植物体だけでなく、支柱とネットを含む骨組み全体の倒れも管理対象になります。

主な原因

  • 風圧:葉やネットが風を受け、茎や支柱へ横方向の力がかかります。
  • 根元の緩み:雨で土が軟らかくなると、株や支柱が動きやすくなります。
  • 荷重の偏り:つるや果実が片側へ集中すると、棚の一部へ負担が集まります。
  • 接合部の緩み:ひもや金具が緩むと、骨組みがねじれやすくなります。

点検の考え方

対策は、倒れてから起こす作業だけではありません。株元、支柱の根元、横桟、筋交い、ネット端部、果実支持具を一つの系として確認します。通過後は、周囲の安全を確かめてから株を立て直し、折れた茎葉や根元の浮きを点検します。

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