栽培用語
関東で夏に植える野菜
関東平野部で6〜8月に種まき・育苗・定植し、夏どりまたは秋冬どりを目指す野菜のまとまり。
定義
関東で夏に植える野菜とは、関東平野部を主な基準として、6〜8月に露地へ種をまく、苗を育てる、または畑やプランターへ定植する野菜のまとまりです。夏の高温下で収穫するインゲンなどだけでなく、気温が下がる秋冬の収穫へ向けて夏から始めるニンジン、大根、白菜、キャベツ、ブロッコリーなども含みます。
主な分類
- 夏どりをつなぐ品目:地域の適期と収穫までの日数を確認し、遅まきできるインゲンなどを選びます。
- 根菜の直まき:ニンジンや大根は、発芽までの乾燥と高い地温を避けながら畑や深い容器へ直接まきます。
- 秋冬どりの育苗品目:キャベツやブロッコリーは、高温と害虫を避けやすい環境で苗を育ててから定植します。
- 適期の短い結球野菜:白菜やレタスは、品種表示、発芽適温、残暑を照合して開始日を決めます。
適期を決める基準
| 確認項目 | 判断の要点 |
|---|---|
| 地域区分 | 関東平野部の中間地を基準にし、沿岸・内陸・山間部で補正します |
| 地温と水分 | 高温時は夕方にまき、発芽まで表土を乾かさないようにします |
| 種まき方法 | 直根性の根菜は直まき、育苗できる結球野菜は苗から始めます |
| 品種の早晩性 | 収穫までの日数を逆算し、遅い開始では早生・ミニ品種を選びます |
夏まきの管理
真夏は月別カレンダーだけで決めず、種袋の地域区分と当日の地温を優先します。高温で発芽しにくい品目には遮光と保湿を行い、育苗中のキャベツやブロッコリーには早い段階から防虫ネットを使います。夏野菜の撤去が遅れる場合は、空いた区画から土を整えるリレー方式にすると、収穫を続けながら秋冬作へ移行できます。