栽培用語

関東の野菜栽培カレンダー

関東平野部を基準に、野菜の種まき・定植・収穫時期を年間で整理する栽培計画表。

Definition

関東の野菜栽培カレンダーとは、関東平野部を主な基準として、野菜ごとの種まき、苗の定植、収穫の時期を月別に整理した年間計画表です。関東平野部は一般的な家庭菜園の地域区分では中間地に置かれますが、海沿い、内陸、山間部、都市部のベランダでは地温や霜の時期が異なるため、実際の作業日は種袋の表示と直近の天候で補正します。

カレンダーが扱う三つの期間

  • 種まき期間:発芽適温と地温を基準に、露地へ直接まくか、室内や温床で育苗を始める期間です。
  • 定植期間:苗を畑やプランターへ移し、活着させる期間です。霜に弱い夏野菜は終霜後が基本です。
  • 収穫期間:品種の早晩性、播種日、気温、日照により前後するため、月表示は幅を持つ目安として使います。

関東平野部での季節区分

季節主な計画注意する条件
1〜2月土づくり、春作の品種選び、室内育苗の準備低温、霜、日照不足
3〜5月春まき、夏野菜の育苗と定植遅霜、地温不足、苗の順化
6〜8月夏野菜の収穫、秋冬野菜の播種準備梅雨、高温、乾燥、発芽不良
9〜11月秋冬野菜の播種・定植・収穫台風、害虫、初霜への逆算
12月耐寒性野菜の収穫、防寒、翌年の輪作計画霜、凍結、生育停滞

使い方

  1. 自宅の地域を関東平野部、沿岸部、内陸部、山間部のどこに近いか確認します。
  2. 育てたい野菜について、種まき・定植・収穫の三本の期間を年間表へ記入します。
  3. 気象情報で最低気温と霜を確認し、種袋の地域区分と品種別表示を優先して実行日を決めます。
  4. 実際の播種日、発芽日、定植日、初収穫日を記録し、翌年は自宅の微気候に合わせて補正します。

読み違えを防ぐポイント

月別カレンダーは「その月なら必ず成功する」という保証ではありません。同じ関東でも標高、日当たり、風、建物の反射熱、土の排水性によって適期は変わります。また、種から始める時期と苗を買って定植する時期は同じではありません。年間表は全体の順序を決めるために使い、当日の判断は地温、最低気温、苗の状態、品種表示を組み合わせて行います。

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