栽培用語

液体肥料

水に溶けた状態または水で希釈して使う肥料で、水耕栽培では培養液の養分源として用いられます。

Definition

液体肥料とは、肥料成分が液体に溶けた状態で販売される、または水で希釈して使う肥料です。水耕栽培では培養液を作る養分源になりますが、土耕用と水耕用では設計や使用方法が異なる場合があるため、対象作物、希釈倍率、使用量を製品表示で確認します。

培養液に使うときの確認点

  • 水耕栽培への適合:ラベルに水耕・水栽培での使用方法があるかを確認します。
  • 希釈倍率:濃いほど効くわけではなく、製品ごとの指定量を守ります。
  • 配合方式:A液・B液など複数剤は、原液同士を直接混ぜず、それぞれを水に溶かします。
  • 成分表示:窒素、リン酸、カリなどの保証成分と微量要素を読みます。

作り方の考え方

清潔な容器に必要量の水を入れ、計量した液体肥料を加えて十分に撹拌します。複数剤タイプは製品の順序に従い、各剤を希釈してから次を加えます。作成後は液量、pH、EC値を記録し、次回の補水・交換時に変化を比較します。

よくある誤解

葉が黄色いときに液体肥料を足せば必ず回復するわけではありません。pHのずれ、液温上昇、酸素不足、根腐れ、光不足でも似た症状が出ます。原因が分からない状態で濃度を上げると根への負担を増やすため、追加前に培養液と根の状態を確認します。