栽培用語

かぼちゃの吊るし支え

空中栽培中のかぼちゃの実を、伸縮性のある網や布で下から受けて落下を防ぐ管理方法。

定義

かぼちゃの吊るし支えとは、空中栽培で肥大する果実をネット、ストッキング、布などで下から受け、その支持材を丈夫な支柱や園芸ネットへ固定する管理方法です。果実の重さを果梗やつるだけに負わせず、落下とつるの損傷を防ぐことを目的とします。

基本構造

  • 受け面:果実の底から側面を広く包み、局所的に締め付けないようにします。
  • 固定点:受け材の左右または四隅を、果実ではなく支柱やネットへ結びます。
  • 余裕:肥大に合わせて受け面が広がるよう、伸縮性とゆとりを残します。
  • 点検:結び目、ネットのたるみ、果皮への食い込み、果梗の曲がりを定期的に確認します。

設置の考え方

着果直後の小さな実は形が変わりやすいため、肥大が確認できてから支持材を準備します。果実を一度持ち上げて受け材を下へ通し、元の向きに戻してから左右を固定します。支持材は果梗へ直接結ばず、果実全体の荷重を分散させます。

向いている場面

ミニかぼちゃやバターナッツかぼちゃを支柱・ネットへ誘引する空中栽培で使います。大玉品種では果実だけでなく、支柱、横桟、ネット、固定具の耐荷重をまとめて見直す必要があります。強風前と果実肥大期は、結び目と骨組みを重点的に点検します。

関連記事