栽培用語

土壌保水性

土が植物に利用できる水分を保持し、乾燥時にも根へ供給できる性質。

Definition

土壌保水性とは、雨や水やりで得た水分を土が保持し、植物の根が利用できる状態で供給する性質です。水を多く含むこと自体ではなく、過湿を避けながら乾燥しすぎないことが重要です。

主な構成要素

  • 細かな空隙:団粒内部などの小さな隙間が水分を保持します。
  • 有機物:水分を抱え込み、急激な乾燥を和らげます。
  • 土質:砂質土は乾きやすく、粘土質土は水を保持しやすい傾向があります。
  • 根域の深さ:根が広く深く伸びるほど、利用できる水分の範囲が広がります。

具体例

水やり直後は湿っていても短時間で乾き、葉がしおれやすい土では保水不足を疑います。一方、握った土がべたついて崩れず、雨後も長く湿るなら保水ではなく過湿が問題です。軽く握るとまとまり、触ると崩れる程度が日常観察の目安になります。

よくある誤解

  • ❌ 水持ちが良いほど野菜は育ちます。
  • ✅ 水持ちと排水性が両立し、根へ水と空気が届くことが栽培上の条件です。

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