葉しょうがの収穫時期はいつ:葉数と根元で判断する目安

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葉しょうがの収穫時期はいつか迷ったら、葉しょうがの収穫判断は春植えで7〜9月を観察期とし、葉が6〜8枚あり、新しい根茎が小指ほどにふくらんだかを順に確認します。月や葉数の一つだけで決めず、根元の肥大までそろった株から必要分を採るのが基本です。

家庭菜園で葉しょうがの葉数と根元のふくらみを確認する様子 Photo by Helena Lopes on Pexels

はじめに

「8月になったから抜く」「葉が7枚あるから抜く」という判断は分かりやすい一方、生育の遅い株には合いません。家庭菜園では、プランター栽培でも畑でも、葉しょうがは若い根茎を葉茎付きで利用するため、待ちすぎれば秋採りの根しょうがへ近づき、早すぎれば根元が十分に育っていません。

香味野菜の一つであるしょうが全体の栽培管理はにんにく・しょうが・薬味野菜の育て方完全ガイド、植え付けから収穫までの流れはしょうがの育て方で確認できます。ここでは、目の前の株を今日採ってよいかに絞り、暦、葉数、根元の順で判断します。

葉しょうがの収穫時期は7〜9月が目安

葉しょうがの収穫判断では、7〜9月を「必ず抜く期限」ではなく「株元の観察を始める期間」と捉えます。

カゴメの栽培例では、葉しょうがは7〜8月頃に出回り、筆しょうがを採ってから約1か月後が収穫期です。一方、JA西春日井栽培暦は矢しょうがを7〜8月、葉しょうがを8〜9月、根しょうがを10〜11月としています。

  • 4月下旬ごろに植え付け、生育が順調なら8月ごろから若採りを検討します。
  • 発芽が遅れた株は葉数と根元がそろうまで待ち、秋に根しょうがを採る株は残します。

葉数は6〜8枚を目安にする

葉しょうがの収穫判断で葉数を見る理由は、筆しょうが段階と、根茎が育ち始めた葉しょうが段階を区別しやすいからです。

カゴメ Vegedayのショウガ栽培ガイドは、葉しょうがを「葉が6~7枚ほどついてショウガが小指くらいのサイズ」と説明しています。また、筆しょうがの収穫から「約1カ月後」を葉しょうがの目安としています。

やまむファームは「葉が7〜8枚ついて新しい根が少し肥大した頃」を葉しょうがとしています。二つの資料を重ねた観察帯は葉6〜8枚で、根元の肥大も同時に見ます。

展開途中の葉は数えず、開いた葉を基準にします。6枚でも根元が小指ほどなら候補、8枚でも根元が細ければ待つ余地があります。葉数は中間指標であり、食べる根茎を最終判断にします。

根元のふくらみで最終判断する

葉しょうがの収穫判断は、株元に小指ほどの新しい根茎が見え、軽くふくらみ始めた状態で最終確認します。

根元を見るために株全体を掘り上げる必要はありません。表土を指で少しよけ、茎の付け根に淡い色の新根茎がつき、細い筆状から一段太くなっているかを見ます。確認後は土を戻し、収穫しない株の乾燥を避けます。

しょうがの土寄せをしている株は、根茎が土に覆われています。根元を確認するときに土寄せ部分を大きく崩すと、残す芽や根を露出させかねません。詳しい管理はしょうがの土寄せのやり方に分け、収穫時は必要な範囲だけを静かに開きます。

新しい根茎が小指ほどで、細い芽の延長から丸みを帯び始めていれば収穫候補です。葉6〜8枚と根元の軽い肥大がそろった時点で区切ります。

収穫月がずれる条件

種しょうがの芽出しが遅れれば、葉しょうがの収穫時期も後ろへずれます。

発芽までの日数には、栽培条件による幅があります。カゴメの鉢栽培例では植え付けから20日ほどで発芽していますが、やまむファームは露地栽培で40〜50日も芽が出ない場合があると説明しています。同じ日に植えても、この差がそのまま夏の葉数差へつながります。

しょうがの生育温度は25〜30℃で、低温には弱い性質があります。地温が十分に上がらない時期の植え付けでは発芽が遅れやすく、やまむファームは地温15℃以上を植え付けの目安にしています。JA西春日井も生育の限界温度を15℃とし、発芽まで1か月以上かかる場合を示しています。

前年の収穫月だけでなく、植え付け日、発芽日、葉が6枚に達した日を記録します。発芽をそろえる考え方は種しょうがの芽出し方法で確認できます。

葉しょうが・筆しょうが・根しょうがの違い

しょうがは別々の植物になるのではなく、収穫する生育段階によって筆しょうが、葉しょうが、根しょうがと呼び分けられます。

収穫段階地上部の目安根元の状態収穫期の例主な判断
筆しょうが本葉2〜4枚ほど根がまだ小さい7〜8月より早い若採り細い芽を楽しむ
葉しょうが葉6〜8枚小指ほど・軽く肥大7〜9月葉茎付きの若い根茎を採る
根しょうが茎葉が黄化根茎が十分に肥大10〜11月霜の前に株全体を掘る

筆しょうがはカゴメでは葉3〜4枚、JA西春日井では本葉2〜3枚が目安です。葉しょうがはそれより一段生育が進み、葉数と根元の肥大を同時に見ます。根しょうがは秋まで育て、地上部の黄化と十分な肥大を確認して掘り上げます。

新しょうがは収穫直後の若くみずみずしい根しょうがを指す使い方があり、葉茎付きで利用する葉しょうがとは、食べる部位と収穫形態が異なります。根しょうがは霜の前に掘るため、霜対策が必要になる前に収穫を終える点も若採りとの違いです。名称が重なる場面では、「葉茎付きの若採りか」「根茎を中心に使うか」を確認すると迷いにくくなります。

収穫前後に株を傷めない注意点

土壌水分が極端に少ない状態では株元が固い土になり、必要な茎だけを外しにくくなります。一方、排水性が悪く水がたまる状態では土壌通気性も確保しにくいため、作業のしやすさだけを理由に過剰な水を与えません。

部分収穫では残す株元を押さえ、種しょうがまで抜かないよう茎の付け根を採ります。株ごと採る場合は周囲を少しずつ掘り、根を露出させてから持ち上げます。

収穫後も残株を育てるなら、水やりと土寄せの管理へ戻します。JA西春日井は、しょうがが乾燥に極端に弱い一方、水がたまるほど与えると生育が悪くなると説明しています。表土だけでなく株元の乾き方を見て給水し、必要なら敷きわら (Rakuten / Amazon / Yahoo!)によるマルチングで保水性を補います。

カゴメの栽培例では、葉しょうがの収穫後に軽く追肥します。残した芽の勢いとこれまでの施肥を確認し、秋まで管理を続けます。

JA西春日井の栽培例では、間引きして若採りする株間を10cm、間引かず根しょうがまで育てる場合を20〜30cmとしています。密植した場所では葉しょうがの収穫を間引きとして使い、残した株の空間を確保する考え方ができます。

迷ったときの3段階判断

葉しょうがの収穫判断は、暦、葉数、根元の三段階で進めます。

flowchart TD
  A[7〜9月に入った] --> B{葉が6〜8枚ある}
  B -->|いいえ| C[生育を続ける]
  B -->|はい| D{根元が小指ほどにふくらんだ}
  D -->|いいえ| C
  D -->|はい| E[必要分を葉しょうがとして収穫]
  E --> F[残株は土を戻して管理]

図:暦を入口にし、葉数と根元がそろった株だけを収穫する判断フロー。

三条件がそろわなければ株を抜かず、そろった株から必要分を採ります。秋に根しょうがを採る株は残し、若採りした分はしょうがの保存を長期化せず早めに使います。

根しょうがまで育てた後の扱いはしょうがの収穫時期と保存方法で分けて確認できます。既存サイトの香味野菜の栽培ガイドも、しょうがを含む年間管理の入口として利用できます。

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出典

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