栽培用語

リレー栽培

同じ畝で前作から後作へ野菜をつなぎ、限られた栽培面積と季節を有効に使う作付け方法。

Definition

リレー栽培とは、同じ畝で前作の収穫後に別の作物を続けて育て、年間の作付けをつなぐ栽培方法です。前作の撤収を待ってから後作を始める方式と、前作の収穫終盤に後作をまいて短期間だけ重ねる方式があります。単に同じ野菜を繰り返す連作とは異なり、栽培時期、作物の科、根の深さ、必要な肥料を組み合わせて計画します。

主な構成要素

  • 前作と後作:収穫終了日と次の播種・定植適期が接続する組み合わせを選びます。
  • 畝の引き継ぎ:残根、病葉、支柱を除き、土の水分と固さを確認してから次作へ渡します。
  • 科の切り替え:同じ科を続けず、病害虫や養分の偏りが蓄積するリスクを抑えます。
  • 施肥の調整:前作の肥料残りと後作の要求量を見て、元肥を一律に追加しません。

具体例

春夏のエダマメを収穫した畝へ秋まきのニンジンやダイコンをつなぐ例、夏のキュウリを撤収した後にニンニクなどの秋植え作物へ替える例があります。成功の基準は品目名だけではなく、地域の気温、種まき適期、畝の排水性まで含めて判断することです。