栽培用語

大根

地中で肥大する根と葉を食用にするアブラナ科の根菜で、春まき・秋まきの作型で直まき栽培する家庭菜園の定番野菜。

定義

大根は、地中で下向きに肥大する根と葉を食用にするアブラナ科の根菜です。育苗した苗を移植すると根を傷めやすいため、家庭菜園では畑や容器へ直接まく直まき(点まき)が基本です。発芽適温は20〜25℃で、種まき後2〜7日ほどで発芽し、約60〜70日で収穫期を迎えるのが目安です。同じアブラナ科のカブとは、根が下へ長く伸びるか表層で丸く太るかで容器の深さや収穫基準が異なります。

栽培の要点

  • 土づくり:根が途中で止まらないよう、少なくとも30cm程度まで深耕して石や硬い土塊を除きます。未熟な堆肥の塊は岐根の原因になります。
  • 種まき:最終株間に穴を作り1か所へ複数粒を点まきし、覆土1〜2cmをそろえて軽く押さえます。
  • 間引き:本葉1〜2枚で3本、2〜3枚で2本、5〜6枚で1本立ちと、3回程度に分けて最終1本にします。
  • 作型:春まきは低温によるとう立ち、残暑期は高温による発芽不良に注意します。害虫の活動が弱まる秋まきは初心者が管理しやすい作型です。
項目目安
発芽適温20〜25℃
収穫まで約60〜70日
土壌pH5.5〜6.5
プランター深さ30cm以上

家庭菜園での位置づけ

秋まきの根菜の代表格で、露地では高さ10〜15cmの高畝、プランターでは深さ30cm以上の深型容器(幅約65cm、奥行き20cm以上が一つの目安)で栽培できます。容器栽培では長根種より短根種を選ぶと根が底へ当たるリスクを下げられます。根だけでなく間引き菜や葉も食用になり、収穫期の株から順に採ることで長く使える、家庭菜園の定番品目です。

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