栽培用語

卵塊

多数の卵が葉裏などへまとまって産み付けられた状態です。ヨトウムシ類では数十から数百個の卵が一か所に付くことがあり、ふ化直後の幼虫も集団で食害します。

定義

多数の卵が葉裏などへまとまって産み付けられた状態です。ヨトウムシ類では数十から数百個の卵が一か所に付くことがあり、ふ化直後の幼虫も集団で食害します。

主な特徴・使い方

ヨトウムシ類の卵塊は葉裏へまとまって付くため、幼虫が分散する前なら、付着した葉一枚の回収で多数を除去できます。卵を地面へこすり落とすと畝の中でふ化する可能性があるため、葉ごと袋へ入れて栽培場所の外へ持ち出します。

  • 探す場所:外葉と新葉の葉裏、ネットの隙間に近い葉を確認します。
  • 見分け方:ヨトウガの卵は塊になり、ハスモンヨトウなどでは毛に覆われる場合があります。
  • 除去の適期:ふ化前、または幼虫が葉裏で集団生活している時期です。
  • 処分:畝上や通路へ放置せず、袋へ密封して栽培場所の外へ持ち出します。

防除での位置づけ

卵塊の除去は、農薬を使う前に密度を下げられる物理的防除です。葉に穴があるのに昼間は幼虫が見つからない場合でも、周辺の葉裏に卵塊や若齢幼虫が残っていないか確認します。防虫ネットを使用している場合は、裾や継ぎ目から成虫が侵入していないかも同時に点検します。

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