栽培用語

栽培衛生

病害虫を持ち込まない、広げない、次作へ残さないための栽培環境と作業動線の管理です。

Definition

栽培衛生とは、病害虫や病原体を栽培系へ持ち込まず、株や養液系統へ広げず、装置や残渣に残さないための管理です。見た目の清潔さだけでなく、苗、手、器具、土ぼこり、水滴、残渣、容器、配管、貯水槽を扱う順番まで含みます。

管理する対象

  • 入口:新しい苗、周辺植物、窓、換気口、作業者の手や衣類。
  • 栽培中:健全株と異常株、落葉、傷んだ根、共通養液。
  • 装置:栽培槽、ふた、チューブ、配管、貯水槽、作業器具。
  • 作替え時:被害残渣、装置表面、次作に使う苗と資材。

作業の原則

清潔な場所と器具から作業し、疑わしい株は最後に扱います。異常株へ触れた手や器具で健全株へ戻らないようにします。発病株を除去して終わらせず、同じ養液系統と残渣を点検し、元の侵入経路も見直します。